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七巳灯花はシャキデレ?
『Sugar+Spice!』の新キャラを演じる池澤春菜さんを直撃!

 アルケミストから2008年9月25日に発売される、オトメカイセキ恋愛AVG『Sugar+Spice! 〜あのこのステキな何もかも〜』。そのジャンル名が示すとおり女の子の情報が成分表として記憶されていき、魅力や流行、趣味などをチェックできる「オトメカイセキモード」や、いつでも女の子に告白できるシステムなど、単なるデジタルノベルに終わらない独自の魅力を持ったゲームだ。
 今回、PS2版オリジナルヒロインである七巳灯花を演じる池澤春菜さんへの合同インタビューが実施されたので、その模様をお伝えしよう!
 

池澤春菜さん PROFILE
声優。オスカープロモーション所属。主な出演作:「キミキス pure roug
e」水澤摩央、「獣装機攻ダンクーガノヴァ」飛鷹葵など。
 

「男の子の心、つかみたいっすね!(笑)」

――七巳灯花の第一印象を教えてください。
池澤春菜さん(以下池澤、敬称略):
すごくかわいかったので、「わたしでよろしいんでしょうか?」と思いました(笑)。ただ、シナリオの方を読んでいくと、なぜわたしを呼んでいただけたかということがすごくよくわかりました。

――それは、どういったところからわかったのでしょう?
池澤:周囲の方々がわたしを見ているイメージがここにある、みたいな感じだったんです。本当のわたしはかなりヘタれているんですけど、周りから見ると七巳みたいにちょっと気を張って生きているところとか、あまり素直になれないところがたぶんあるんだろうなぁと。そういうところが七巳のシナリオの中にもすごくよく描かれていたので、「わたしでいいんだ!」と納得しました。

――灯花の魅力とは?
池澤:
最近流行りのツンデレのちょっと違った感じで……”シャキデレ”? お仕事のときとか初めての人に対してはすごくシャキッとしてるんですよ。プライドもありますし、自分自身に自信もある。上から見下すのではなくて、「わたしはできる、だからあなたもできるわよね?」というような当たりの強いところがあるんですね。
 でも、だんだんつき合っていくうちに、弱いところとか、もろいところとか、本当は不安なところを少しずつ見せていきます。最初はシャキッとスキがなく「なんでもできるの!」というところから、本来の女の子の部分……芸名が「高峰よぞら」ちゃんというんですけど、「よぞら」ではなく「灯花」の部分をのぞかせてきます。心を開いたときの甘えるような部分とか、なつくみたいなところが、みんなの心の中にスッと入っていってくれるといいなと思いました。

――そういったところが男の子の心をつかみそう……?
池澤:つかみたいっすね!(笑)

――灯花を演じるにあたって気をつけたポイントはありますか?
池澤:邪魔をしないこと、ですね。わたしはあまり考えて細かく作っていくタイプではなくて、絵を見てセリフを口から発生したときにキャラクターが”降りて”きちゃうような感じですので。なるべく”降りて”くるのを邪魔しないようにしています。そのためにすごく当たり前のことなんですけど、漢字がスルッと読めることだったりとか、句読点の把握だったりとか、そういった邪魔者を全部排除しておきます。フラットに、何も考えなくていい状態で、そのキャラクターが”降りて”きてわたしの口を借りてしゃべってくれるのを待っているみたいな感じです。
 声を気をつけるとかそういうことではなくて、邪魔をせず、自分の中から出てきてくれる気持ちをなるべくそのままの形で出してあげたいなと思っております。
 

七巳 灯花(ななみ とうか)
 現役のアイドルで芸名は「高峰よぞら」。主人公とはひょんなことから
偶然出会う。完全実力主義で、その中には自分の実力も当然含まれて
いる。その性格と仕事から友人も少なく、頼れる相手は大人のみ。自分
を居心地よく相手してくれる主人公に軽い依存を始める。 
 

「会うたびに変わっていく灯花を見ていただければ」

――ゲームには「乙女解析システム」というものが導入されていますが、七巳灯花に対する池澤さんの解析結果は?
池澤:意地っ張りが70%、負けず嫌いが20%、で、のこり10%が素直なところ……かな? でも、うまく意地っ張りなところをつつくと、すごい豪華なお弁当を作ってくれたりとか(笑)。つき合う相手の方によって素直なところが増えていくかもしれませんが、最初は素直なところが一番少ないかなという感じです。

――印象に残ったセリフやシチュエーションを教えてください。
池澤:主人公の男の子と最初にお付き合いするのもギブアンドテイクで、最初から「あなたのことが好き!」とかではないんです。「わたしはこうしたい、あなたにとっても決してマイナスにはならないはずだから協力してちょうだい」というところから始まるんですよ。そうして最初はビジネスライクな関係だったのが、「じゃあ、デートのフリをしましょう」とか「○○のフリをしましょう」とやっているうちに、どこかでスイッチが入っちゃってお互いに本当の恋心が芽生えちゃう瞬間があるんです。
 そういう細かい灯花の気持ちの揺れをちょっとしたセリフのニュアンスとかから追っていっていただければいいなと思います。同じようなセリフでも、最初に言ったときとお話が進んでから言ったときだとニュアンスが違うんですね。同じように強がっていても、ちょっと本音が見えていたりとか。会うたびに少しずつ変わっていく灯花を見ていただければいいなと思います。

――何回でも告白できるシステムで、主人公を何回も何回もふることになるんですよね?
池澤:
灯花はほかのヒロインとはちょっと違っていて、ふるんじゃなくてふられちゃう方なんですよ。その理由もどちらのルートでも納得できるような言葉をかけてもらえるので、灯花からすると「ずるいな……そんなふうに言われたらそれ以上無理強いできなくなっちゃうじゃない、ひどい奴!」みたいな感じで、心に傷を負うようなことにはならないと思います。

――池澤さんの理想の告白シチュエーションを教えてください。
池澤:
そんなの、どうでもいいんですよ!!(笑) そんなの、四の五の言ってられないと思いません? シチュエーションなんかにこだわっているようだと、いろんな機会を逃しそうなので……はい、細かいことは申しません(笑)。その人の精一杯であれば!

――ゲームでは灯花には湖での告白が用意されているということで、ロマンチックですね。
池澤:
それが、最初は好きとか嫌いとかの感情とは関係ないところから入るので、告白というよりも提案なんですよ。で、物語が一回りして一番最後にあらためて告白、みたいになるんです。そこまではシミュレーション的な感じなのでロマンチックかと言われると……わりとサバサバですね。ただ、女の子から告白されてドキドキしてしまう男心みたいなのもあったりするみたいで、「どこまで本気なの?」というのはおもしろいところかなと思います。
 

 
「ここ最近はガンプラを作っております!」

――ところで、灯花はゲーム中にカプセルトイにハマっているということですが?
池澤:
そうなんですよね。なんか、カプセルトイのマシーン1台分の景品を全部出しちゃうぐらいの非道っぷりで(笑)。

――池澤さんがハマっているものはありますか?
池澤:
私の人生はほぼ、いろんな物にハマり続けてここまで来たので……常に何かしらにハマっているんですけど(笑)。わりと……ここ最近は……比較的……ガンプラを作っております!

――(笑)。
池澤:かなり本格的にガンプラを作っております(笑)。「おまえはプロモデラーになるつもりか」ってぐらい、ガンプラを作っております。

――かなり本格的に?(笑)
池澤:
そうですね、エアブラシで塗ったりとか、プラ板貼って真鍮線入れて足伸ばしたりとか、削り出しをしたりとか、バキュームで型を作ったりとか、やったりしているので。そうとう、やっております(笑)。ついこの間サザビーを仕上げまして、今家でザクのF型とフェイ・イェンを作っております。今日間違えて……七巳の説明書をいただいていたんですけど、さっき見たらフェイ・イェンの説明書が入っていて(笑)。「髪型似てるけどこんなに固くない、七海は!」と思ったり(笑)。
 ザクに関してですはね……動力パイプを金属パーツにしようと思ったら意外とこれがお金がかかってですね、そこだけで3,000円ぐらいかかりそうなんですよね。色調も少し落とそうかなと思いまして陸ジ(陸戦型ジム)の特色とかをちょっと使っちゃおうかなと(笑)。ボディはジャーマングレーのツヤ消しが……(笑)。

――最後に、ユーザーにひとことお願いいたします。
池澤:
『Sugar+Spice!』というタイトルが、もともとマザーグースの歌からとられているんです。男の子の方はひどくてヘビとカエルとクモとかなんですが、女の子は甘いものとかちょっとしたスパイシーなものからできてるよ、という。たぶんプレイヤーの男性ユーザーからすると、女の子がふだんどういうことを考えているかというのはよくわからないところだと思うんですね。なので、1人ずつとゆっくりおつき合いをしていろんな会話をしながら、「この子はこういうことを考えてるんだ」「こういうものが好きなんだ」「こういうものでできているんだ」とちょっとずつ解析していっていただけると、それぞれの個性も見えてきますし、楽しいんじゃないかと思います。
 フラグを立てるとか、このルートがまだつぶれていないとか、この絵をまだ見てないとか、このイベントを起こしていないとか、そういうゲーム的なことはともかくとして、まずはゆっくりと1人1人の女の子と会話をしてどんな子か知っていっていただけるといいなと思います。

――ありがとうございました。
 

カプセルトイで連コインをしていた七巳を主人公が見かけたことが、2人の出会いだった。

 

(C)Chuable soft/Alchemist

 

『Sugar+Spice! 〜あのこのステキな何もかも〜』
■メーカー:アルケミスト
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2008年9月25日
■価格:7,140円(税込)/初回限定版「恋のひみつレシピ」10,290円(税込)

■関連サイト
『Sugar+Spice! 〜あのこのステキな何もかも〜』公式サイト
アルケミスト

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