ウェーブは、アトラスの大人気RPG『ペルソナ4』の人気キャラクター「クマ」のフィギュアを、8月に2,499円(税込)で発売する。
|
|
||
|
|
|
|
この「クマ」は『ペルソナ4』に謎の存在として登場し、男女問わず人気があるキャラクター。フィギュア化にあたっては、アトラスのキャタクターデザイナー・副島成記氏の監修を受けている。またサイズも、全高約9センチと飾りやすいサイズだ。
今回、制作にかかわったデザイナー・吉谷留美さんに、「クマ」についてお話をうかがうことができたのでここに紹介しよう。吉谷さんご自身、かなりのゲーム好きでした。
|
| ウェーブ 開発部 デザイン 吉谷留美さん |
――吉谷さんはデザイナーということですが、ふだんのお仕事の内容を教えてください
吉谷留美さん(以下吉谷、敬称略):完成品フィギュア用の瞳のデザインを作ったり、プラモデルの組立説明書を作ったりしています。イベントや展示用のPOPを作成することもあります。
――それがどうして「クマ」の制作にかかわるようになったのでしょうか?
吉谷:本来ならば開発のことはやらないのですが、仕事をしながらいつもこんなキャラクターをフィギュア化したらいいなぁ、みたいなことはいろいろ考えていたんです。『ペルソナ4』はもともとソフト自体が発表になったときに、単純にゲームファンとして発売が楽しみなタイトルだったんですが、「久慈川りせ」ってキャラクターが発表になったときにこれは!! ってハマっちゃたんです。一目惚れに近い感じでもあります。
それで開発の者に相談して、勝手に自分で企画書を書いてきて、お願いして、お願いして……いくつかラッキーな条件が揃った結果なのですが、その企画が通りました。なので、じつは「久慈川りせ」の方が先にフィギュア作る事が決まっていたんです。それから実際に『ペルソナ4』をプレイしてストーリーが進んで行くうちに、「クマ」がヤバい!! みたいになってしまって、この感動をなんとか造形に残したい!って思いました。
それでまた企画書を書いて開発にお願いして、営業にお願いして、お願いして……社内でもいろいろと意見があったのですが、何度も何度も会議をしてなんとかフィギュア化することが決まりました。そんな経緯で今回、企画を担当しています。
――企画というと、具体的には?
吉谷:主にポーズ案や仕様の企画です。いろいろ案を出して開発や原型師さんと打ち合わせをします。考えてきたものを何度も何度も話し合って詰めていきました。
|
|
| 顔と後頭部で表面の仕上げを変えている。 |
――制作時に印象に残った出来事があれば教えてください。
吉谷:やはり自分で企画したものが、原型ができて造形物を初めて見たときは感動しました。あとは、監修でアトラスのキャラクターデザイナーの副島成記さんにお会いしたときは、緊張と興奮で、完全にただのファンになってしまいました(笑)。いつも雑誌やwebのインタビューで見てる憧れのあの方がここに!! って。ドキドキでした。
――(笑)。女性視点でこだわったポイントはありますか?
吉谷:特に“女性視点”で、ということはないんですが、“ゲームファン視点”で考えています。ゲームソフトよりも安い価格のフィギュアにする! っていうのが企画の柱でした。普段、フィギュアや模型はあまり買わないゲームファンの人にも気軽に買ってもらえるような、価格の製品にしようって。『ペルソナ』シリーズは女性のファンも多いので、女の人も買って飾りたいって思ってもらえるように考えています。机やパソコンの隣にちょこっと飾れるようなサイズになっていますので、『ペルソナ4』を楽しんだ多くの人に手に取っていただけるとうれしいです。
|
|
| ファスナー部の質感も高い。 |
|
|
| 吉谷さんオススメの「ブシドーの女の子」。 |
(C)ATLUS CO.,LTD.1996,2008
「クマ」
■メーカー:ウェーブ
■種別:PVC、ABS、ソフビ製塗装済み完成品
■スケール:NON(全高約90mm)
■原型製作:HOKUSOH
■発売日:2009年8月予定
■価格:2,499円(税込)
■関連サイト
・「クマ」紹介ページ
・ウェーブ