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コラボ飲料「FFXIII エリクサー」本日発売! 開発者インタビュー完全版を公開

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 本日12月8日にサントリーより発売になった、「FINAL FANTASY XIII ELIXIR(ファイナルファンタジーXIII エリクサー)」。その開発者にインタビューを行った。


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「ファイナルファンタジーXIII エリクサー」は12月17日発売のPS3用RPG『ファイナルファンタジーXIII(以下、FFXIII)』の飲料で、サントリーとスクウェア・エニックスのコラボ商品。下の3バージョンが順次発売予定だ。

 今回インタビューをさせてもらったのは、サントリーの松橋雄人氏。松橋氏からは制作秘話の数々が聞けた。「エリクサー」に興味がある人はもちろん、『FFXIII』に期待している人もチェックしてみてほしい。

 なお今回の記事は、電撃プレイステーションVol.460掲載のインタビューに未掲載分を追加した完全版で、インタビューは商品発売前に行っている。


キャラクター缶 FINAL FANTASY XIII
ELIXIR PREMIUM
COMPLETE BOX
FINAL FANTASY XIII
ELIXIR with
TRADING ARTS Mini
FFXIII エリクサー FFXIII エリクサー FFXIII エリクサー
・メインキャラクターを
 デザインした缶
 (全16種)
・3万セット限定販売
・オリジナルタンブラー
 &シリアルプレート
 付き
・限定販売
・専用の缶デザイン
・フィギュア1体付き
 (全6体)



■『ファイナルファンタジーXIII』にふさわしい商品を目指す


FFXIII エリクサー

サントリー食品株式会社
食品事業部

松橋雄人


サントリー側のスタッフとして
「エリクサー」の制作全体に携わり、
幅広い商品企画や提案を持ち込む。


――まず、これまでの「ポーション」から「エリクサー」に変わった経緯を教えてください。

松橋雄人氏(以下、敬称略):『FFXIII』はシリーズのなかでもPS3に登場する初のHD対応タイトルということなどもあり、コラボ飲料のほうでもこれまでにない箔をつけようと、ポーションの上位回復アイテムのエリクサーを採用しました。

 コラボ飲料の「ポーション」は2006年の『FFXII』のときから取り組ませていただいたのですが、その発売直後くらいにナンバリングタイトルの『FFXIII』が出ることはわかっていたんです。そこで、2007年から2008年はキャラクター缶やフィギュア付きを出して、『FFXIII』へ向けたいくつもの可能性を追及してきました。

「ポーション」を手にとっていただいたお客様の声にも、「『FFXIII』はやっぱりエリクサーだよね」という期待の声があり、制作側としても、それがふさわしいだろうと考えていましたね。

――「エリクサー」の裏にはそんな壮大なプロジェクトがあったのですね。

松橋:『FFXII』のポーションのときは、発売直前は受注が来なくて失敗したかと思っていたんですよ。実際は、発売日の翌日からすごい反響を呼んで品薄状態が続くほどになったのですが(笑)。もしあのときに成功していなかったら、「エリクサー」の話もなかったでしょうね。

 制作当時は「ポーションはかけるものなのか、飲むものなのか」といった議論から始まり、ビンのデザインなども凝って作っていたのを覚えています。ポーションがかけるものだったら、コラボ飲料が成り立たなかったわけですが(笑)。

――フィギュア付きを販売することについては、開発段階ですんなり決まったのですか?

松橋:2007年のときも好評で、ある程度制作の土台もあったので、フィギュア付きのエリクサーは早い段階で決まりましたね。ただ、キャラクター缶とフィギュア缶に次ぐ3つ目の商品を何にするかは悩みました。結果としてはユーザーさんのコンプリート意欲を満たすための、限定ボックスという形に落ち着きましたね。

――限定ボックスは高級感にあふれていますね。

松橋:そこはとくにこだわった部分ですから。キャラクター缶は以前から出させていただいたのですが、やはりお客様のなかにはすべてのキャラクター缶をコンプリートしたいという声が多く、何としても応えたいと考えました。

 でも、ただコンプリートできる商品だと押しが弱いので、そこは高級感を出すために箱の素材などにこだわっています。箱は光沢のある上質の紙素材を使用しているほか、白とピンクを基調にしたカラーグラデーションをかけて、『FFXIII』とライトニングをイメージさせています。

――重さも、かなりありそうですが(笑)。

松橋:350ml缶が16個ですからね。箱やタンブラーなどもすべて含めると、7~8キロにはなるかと。

――限定ボックスはネット通販がメインでしょうか?

松橋:9割近くはそうなりますが、家電量販店でも一部売り出すと思います。制作側としては、おそらくこの限定ボックスが一番手をかけた商品だと思いますので、ぜひ手に入れていただきたいですね。

 自分自身が「ポーション」のイチユーザーだったときに、このような限定商品が欲しいなあと考えていて、今回晴れて実現となりました。かつての自分のようなユーザーの欲求を満たす、ぜいたくな商品に仕上がっていますよ。


FFXIII エリクサー


■外見も中身もまさに”上位”アイテム!


――「エリクサー」を作るうえでのポイントは?

松橋:やはり、”エリクサーらしさ”を飲み物で表現するというのは苦労しましたね。エリクサーというと、体力全回復というイメージがユーザーのなかで固定化されていますから。

『FFXII』の「ポーション」のときには12種類のハーブを調合したり、神秘的なイメージをかもしだりといった演出はしたのですが、今回の「エリクサー」はどうしたものかと悩みました。体力回復面では疲労回復効果の成分調整でいくらでも補えるのですが、エリクサーはMPも全回復するアイテムですので。

 結局、あれこれ案を出した結果、開発者の方から「FFXIIIではMPの概念がありません」とサラリと言われたわけですが(笑)。いろいろ考えていただけに、残念なような助かったような複雑な気持ちです。

――制作するうえで、ちゃんとそこまで考えるのですね。

松橋:エリクサーのイメージをできるだけ再現したかったので。これまでの「ポーション」に比べて、「エリクサー」はローヤルゼリーが約3倍、カフェインが約4倍入っています。さらに、疲労回復にいいとされるビタミンB1やビタミンB6も1日に必要な摂取量(※栄養素等表示基準値に対して100%を配合)を含んでいます。

 ゲームをやっていて、ひと休みするときの1本としていい飲み物だと思いますよ。これらの成分比に関しては、社内のほかの商品とも照らし合わせて調整しました。お子さんも飲まれることを想定しているので、そこはあまり刺激的な味にならないようになっていますね。

――では、1日1本飲めば十分だと?

松橋:そうですね。エリクサーですし(笑)。ローヤルゼリーやカフェインの量については9月8日の発表会のときに初めて公開したのですが、ネット上でなかなか注目されていたみたいです。


FFXIII エリクサー FFXIII エリクサー


――試飲させていただきましたが、味わいはスッキリしていて飲みやすいですね。

松橋:炭酸飲料ですが、微炭酸ですから。350mlあるので、強炭酸だと飲みにくい方もいるかと思いまして。制作当初は16種類の味わいを用意して、それぞれライトニングとスノウをイメージさせていたんです。

――そのときはどんな味があったのですか?

松橋:オレンジ味やグレープ味、さらにローズ味などもありましたね。最終的には、ライトニングをイメージしたレモンとアロエの味わいに落ち着きましたね。制作コンセプトとしては、今回の「エリクサー」はライトニング味です(笑)。

――16種類の味を用意するとなると、開発のほうも苦労したのでは?

松橋:そうですね。似たような味わいにならず、幅を持たせたいと考えていたので、そこは飲料開発担当に苦労をかけました。なかには、ゲームに詳しくない人もいるので、自分が『FFXIII』というゲームの概要を教えたりもしました。

「エリクサー」は、『FFXIII』のキャラクター性やエリクサーというアイテム性を重視した作りになっている以外に、じつはクリスタルと同じ主成分の「ダイアトマイト」で味を磨いているんです。そのおかげで非常にクリアな味わいになっています。

――缶自体の作りにも何かこだわりはありますか?

松橋:もちろんあります。これまでの「ポーション」は缶の素材がアルミに近い銀製だったのですが、「エリクサー」は高級感を出すために「ホログラム缶」を採用しています。手にとって光にかざしていただけると、缶が虹色に輝くんですよ。

 また、タイトルロゴをプリントしたりピンクのラインバーを引いたりして、缶自体にも『FFXIII』とライトニングをイメージさせる仕掛けを取り入れています。

――制作するうえで、ご自身が一番苦労した点は?

松橋:先ほども言った、”エリクサーの表現”ですかね。アイテムとしての再現も当然ですが、お客様の期待に見合う商品にもしなければいけませんでしたから。

 あとは、スクウェア・エニックスさんとのデザイン面でのやりとりもなかなかたいへんでした。缶にプリントされるデザインの納期が、公式に公開されるタイミングよりも早いので、もうあたふたしていました。一度缶のデザインでOKが出たあとに、「服のデザインの一部に変更が入りました!」と言われたときは泣きそうになりましたね(笑)。

――今回、最上位アイテムの「エリクサー」が登場しましたが、今後の展開はどうなるのでしょうか?

松橋:『FFXIII』はPS3で登場する、これまでにはないハイクオリティなナンバリングタイトルですので、我々のコラボ飲料も今回の「エリクサー」で、ひと区切りといったところです。

 でも、「エリクサーと来て、次は?」といったお客様の声も当然あると思いますので、やはり何かしらの展開は見せたいですね。見せ方を変えて提供できればと思います。とりあえずは、まもなく発売の「エリクサー」にご期待ください。サントリーのホームページのほうでも、「エリクサー」の販売促進企画が進行中ですので、お楽しみに!


FFXIII エリクサー FFXIII エリクサー FFXIII エリクサー
FFXIII エリクサー FFXIII エリクサー FFXIII エリクサー



「キャラクター缶」
■発売元:サントリー食品
■発売日:2009年12月8日
■価格:200円(税込)

「FINAL FANTASY XIII ELIXIR PREMIUM COMPLETE BOX」
■発売元:サントリー食品
■発売日:2009年12月15日
■価格:4,980円(税込)

「FINAL FANTASY XIII ELIXIR with TRADING ARTS Mini」
■発売元:サントリー食品
■発売日:2009年12月22日
■価格:980円(税込)

■関連サイト
・「FINAL FANTASY XIII ELIXIR」紹介ページ
・『ファイナルファンタジーXIII』公式サイト


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